バリ子7歳の継続癖

我が娘バリ子は7歳にして『一度やる』と決めると何が何でもやり通す方面のヒトである。

一旦決めると頑なまでにやり続けることができるヒトなのだ。

眠たかろうが疲れていようが、とにかく続けていくという方針を貫きながら7歳の人生を歩んでいるヒトなのである。

 

昨年の5月から彼女は日記を付け始めた。

そして昨日まで一日も欠かすことなく書き続けている。

きっかけはあった。

彼女が日記を付け始める以前に「おとうはもっと子供の頃から日記を始めてればよかったなあ」という身の上話を時々聞かせていたのが彼女のやる気スイッチをオンにしたようなのだ。

しかしそこに書かれている内容といえば、

『きょうはJちゃんとプールをしました。 それでままとおとうとごはんをたべました。

それでてれびをみました。 それでほしゅうこうでYちゃんとあそびました』

というように人生における初期的幼稚性文章を書き連ねているだけである。

しかしもしこの習慣をこの後も続けていくことができれば彼女の人生にとっての宝物になることをボクは密かに知っている。

なぜなら彼女の生きた歴史が全てそこに記されているからだ。

何よりも大切なものとなるはずなのだ。

 

そんな彼女が先日、とうとう「ランニングをする!」と言い出した。

この原因も自分にあった。

ボクはことあるごとに「おとうは7歳の頃からランニングをするようになって、それからなんでもスポーツが得意になったんだよ」という話をちょくちょく彼女の耳に入れていたからなのだ。

ボクは即座に「おっし! やろう!」と手を叩き、その日から夕食前に近所のサイクリングロードを走り始めているのだ。

 

7歳の女の子がいきなり長い距離を走れるわけがないとタカをくくっていたのだが、初日は往復約20分を、2日目には早くも30分を走り抜き、それでも足りないと3日目にもはさらにその距離を伸ばしてきている。

なかなかハードなしごきとなりつつある。

ボクの『おじさん体』は次第に悲鳴をあげ始めてきているのだが、この習慣は彼女にとって必ずプラスになることをボクは知っているので親としてはガンバリどころかつ正念場を迎えているというわけなのである。

 

「明日もやるの?」

恐る恐る聞いてみる。

「もちろんやる。バリ子は毎日やるから。決めたから」

強い意志のこもった目でボクをまっすぐと見据えた。

 

こりゃあ、大変なことになってしまったぞ。

こいつ、やる気かもしんない。

本当に毎日やるのかもしれない。

ちなみに本日のランニングも少々物足りなかったようで、明日はさらに距離を伸ばす計画を立てている。

これ、一体どこまで伸びていくんだ?

少々の不安が胸に広がりつつも親としてはほっこりと嬉しい気分になっているのであった。

有本圭

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