空港封鎖、ふたたび

なりを潜めていたバリ島最高峰アグン山が再び火を噴いた。

噴煙は実に5000m上空まで達したそうだ。

この時期は東寄りの風が吹き続けるため、火山灰はデンパサール空港のある西側へと流されることになる。今のところ日常生活には影響はないのだが降灰の影響により空港が閉鎖されてしまった。

これも火山大国インドネシアのリスクの一つなのである。

 

これまでにも何度か火山灰の影響で空港が閉鎖されたことがあったが、その影響で足止めをくらった人々の反応は様々である。

いかにも深刻そうな声色で会社に連絡を入れ、電話を切った瞬間にガッツポーズをあげて「よっしゃー」と雄たけびを上げつつサーフボードを抱えて海に消えていってしまう人。

「しゃーないっしょ」と流れに身を任せてドーンとビールを飲んでしまう人。

とことん深刻になり、心配のあまりに顔が変形していってしまう人。

「いつ空港開くんですかね?」と不安げに人に聞きまくる人。

とにかくなんとしてでも帰る方法を模索し、陸路でジャワに渡ってそこから飛行機で帰る算段をつける人。

こういった有事の時にその人のキャラクターがクッキリと浮かび上がってくるものなのだ。

もちろん日本でリスケされてしまう予定の重さにもよるのだろうけれど。

 

今のところ本日19時までの空港が閉鎖されることが決定されたようだ。

それ以降の予定はその時になってみないとわからないらしい。

空港が何日間閉まってしまうのか、なんてことは火山に聞いてくれってな話になってしまう。

自然現象は人間の都合なんてもんはお構いなしなのである。

 

それにしてもアグン山の噴火は長期にわたっている。周辺住民に避難勧告が出されてから半年をゆうに超えてきている。

その間プスプスと消化不良気味な小規模噴火を繰り返しているのだ。

ドーンと大噴火になってしまうのは困るのだが、長期にわたってジワジワと噴火を繰り返すのもなかなかいい迷惑だ。

そろそろこの辺りで終焉を迎えて欲しいものだ。

有本圭

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