記憶薄弱ウスラ頭

もともと頭のスペックが高い方ではない。

「頭がいいですね」なんて時折誤った評価を受けることもあるのだが、元来ボクはそんなに頭のいい方ではないのだ。

特に記憶を司る部分になんらかのモンダイを抱えているようで、過ぎて去っていったことについての記憶が常に曖昧だ。

よほど印象に残っていることや衝撃を受けたこと以外は忘却の彼方へと消えていってしまうのだ。

 

バリ島でサーフィンをしていると日々新たな出会いに恵まれる。

「いつも読んでますよ」などとありがたいことにお言葉をかけていただくことも少なくない。

しかし、「あ〜、ありがとうございます。初めまして、有本です」なんてことをつい言つつニッコニコで握手を求めたりすると「いや、この前も海で会いましたよ」なんて鋭い切り返しを受けることが多々ある。

そんな時は曖昧に作り笑いをしつつ気まずくなってその場をそっと離れるというのがお決まりのパターンなのだ。

なので最近では「ええと、初めましてでしたよね?」とあやふやな態度で相手にボールを投げてしまう作戦に出ているのだ。

 

記憶力が弱いのは決して年齢に伴う衰えなどではなく、若い頃からの長い付き合いなのである。

しかしせめて人についてはしっかり覚えておきたいと切に思うのだ。

もちろんボクにだって人に忘れられてしまった経験があるわけで、それは決して愉快な出来事ではない。

ある意味ボクはそういった不愉快を振りまいて生きていることになってしまう。

そう思うと申し訳なくもあり、恥ずかしくもあるのである。

 

友人は「そんなん毎日毎日いろんな人と出会っているわけだからしょうがないだろ」と慰めてくれる。しかしやはり忘れられた方の気持ちを想うと「しゃーないでしょ」と割り切ることはできない。

なんとかこの記憶薄弱ウスラ頭を蘇らせる方法はないのだろうか。

ボンヤリと霧がかったあやふやな我がポンコツ脳をすっきりとクリアな明晰脳に変える方法があれば是非ご教授いただきたい。

どうかどうか、なんでもしますから。

有本圭

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