バリ子物語 〜言葉の壁? 親離れ?〜

これまで子どもたちにはウケがいい人生を歩んできた。

それは子どもの扱いがうまいとか包容力があるとかそういうことではなく、素早く子供と同じような精神状態に戻ることができるという特殊才能を持っているからなのである。

 

たいがいの子どもたちは自分の周りの大人は『そんなこと』をしたり『そんなこと』を言ったりしないので即座にオモシロクなってしまう。

そしてかなり早い段階でボクが大人であることを忘れ、同等もしくはそれ以下の扱いをするようになる。するとご両親から「ほらダメよ、そんなことをしちゃあ。 なんかすいません、うちの子が」などと謝られてしまう。

しかし子どもたちがそんな風になってしまうのはボクのそういった特殊能力が起因しているのだ。

まあつまりまっすぐに言ってしまうとボク自身に幼稚な部分が色濃く残っているというわけなのである。

 

しかし最近そんなボクの唯一といってもいい才能を娘バリ子のために発揮できなくなりつつあるという困った事態に陥っている。

娘が学校から連れてくる友達は完全英語体の子ども達なわけで、特にヨーロッパ方面に親を持つ子の英語イントネーションが聞き取れずにコミュニケーション難に陥っているのだ。

これまではノリと変顔で乗り切ってきたのだが、6歳の女の子ともなるとませるのが早いようで、そういった子どもだましが通用しなくなってきている。

これまではバリ子も我が家に友達を連れてくると「オトー来てっ」とボクが子供たちを笑かすのをヨシとしていたのだが、ここ最近はそんなボクがやや恥ずかしいのか「オトーあっち行って」という風な扱いに降格してしまっているのだ。

 

チキショー、言葉の壁め。

どうしてボクの親はボクに英語を身に授けてくれなかったのだ。

いや、そういえば英語教室に通わせてもらっていたな。

マジメにやらなかった自分の責任か。

あ〜、悔やまれる。

悔やんでないで勉強か。

と、全てを言葉のせいにしているわけなのだが、もしかすると娘の親離れがいよいよ始まってきているのかもしれないという現実ついてはなるべく考えないようにしている。

有本圭

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