ご褒美のゆくえ

ここ数日、10年ぶりにASCのサーフィン大会に出たぞ出たぞ、ボクはやったんだぞ、などとやや誇大気味に書いているわけだが意外なご褒美をいただいた。

 

ASC(Asia surf co)とはWSL(world surfing league)やISA(International surfing association)とリンクしながらアジアのツアーを主催している団体だ。

クイックシルバーやビラボン、リップカールなどのインターナショナルブランドがスポンサーについており、アジアからWQS、WCTを目指すコンペティターの育成に尽力しているということなのだ。

 

残念ながらこのツアーに参加している日本人は数えるほどしかいないのであるが、このツアーに転戦しながらポイントを重ねてASCランキングを残すことができれば『アジア○位』という実績ができるのでスポンサーアピールにはいい材料となるだろう。

またアジアのサーファーたちとの交流はお金では決して買うことのできない財産となるのだ。

 

まあそんな具合で知った風に書いているわけだが、ボクの場合はそんなこともほとんど知らずに今回のクタビーチのASCコンテストに突発的偶然を重ねて出場したわけである。

3回戦目のマンオンマンヒートでこっぴどく負けてしまったわけだが結果はどうやら5位ということだったらしいのだ。

そうか、5位か。

だからなんだっつーんだ。

優勝以外はみな一緒じゃ。

ということで話は終わらない。

 

自分が5位だったことも自覚していなかったボクはコンテストが終わるとコンテストのパーティーには顔を出さずにさっさといつものクタの仲間たちと合流して週末のいつもの慣習であるビンタンビールやウィスキーなどを荒々しく胃袋を押し込んでいたのだ。

「ナンデ、ケイ、マケタヨ」

「ワタシ、ヘタヨ」

などとバリニーズ的日本語を駆使してローカルの酒宴に身を沈めていったわけなのである。

 

で、翌日、2018年JPSA(日本プロサーフィン連盟)でショートボードに続いてロングボードでもプロ資格を取得した関口海璃プロから「ケイさーん、ケイさんの分もお金もらってきましたよ〜」とのメッセージが入っていた。

なぬ?

むむ?

お金か?

ん?

あ〜あ、あの噂はマコトであったのか。

 

どうやら5位までに入ると賞金が出るという噂は小耳に挟んでいたわけだが本当だったらしいのだ。

「おーカイリー、オマエはなんていい娘っ子だ」

そう言いつつ札束で膨らんだ封筒を手にしたのであった。

 

そんな関口海璃プロはこの大会でショート、ロングともに3位に入賞してしっかりとプロとしてのお仕事を果たしたらしいのだが、その金額はイヤラシイので公開しないでおこう。

 

で、何が言いたいかというと、これから世界を目指しているトップアマチュアやプロの下位でとどまっているサーファーが¥是非ASCツアーに出て実績と経験を重ねてみるのもアリかなと思う。上位3〜4人まではショート、ロングともにかなりのツワモノが揃っているなのだが5位以下にはボクのようなニセモノものも混じっているので割とすんなり勝ち上がっていけるはずなのだ。

 

で、話は戻る。

その賞金の行方であるが、ド天然嫁に「俺は賞金をゲットしたのだぞ」とつい自慢してしまったことがアダとなり、「そういえばバリ子の学校の寄付金でちょうどその金額かかるから何も言わずに出しなさい」というようなことを速射砲のように言われてしまい、あえなく没収という流れになってしまったのだった。

有本圭

インスタグラムkeiarimotoではバリ島ライフをほぼ毎日アップしてます。こちらも是非フォローしてくださいね!

Saltwater magazineのインスタグラムも始めました。こちらもよろしくお願いいたします!!