どうやら世間はゴールデンウィークに入った模様だ。
バリ島にもたくさんの日本人サーファーが集まってきている。
賑やかでいい。
あまりの日本人サーファーの多さに里帰りしたような心持ちになってしまうのだ。
そんな日本人サーファーに人気を博しているエアポートリーフというポイントがある。その名の通り空港滑走路の左右に点在するレギュラー、グーフィーの波がサーファーを楽しませてくれる。
ハードすぎずソフトすぎずないちょうどいいアンバイの波質に加え、陽気でフレンドリーなロコサーファーたちの振る舞いがハードリピーターを生み続けている。
そのエアポートリーフで不穏な動きが出始めている。
滑走路の西側、つまりエアポートレフトのインサイド側に飛行機の車庫を建設する計画がとうとう施工されてしまったのだ。
ポイント消滅の危機が迫ってきている可能性が出てきてしまっているのだ。
車庫建設のために400m四方もの巨大なスペースを埋め立てる予定となっているそうだが、そうなるとカレントに大きな影響が出ないとは言い切れない。
特にハイタイド時のバックウォッシュが心配だ。事実、満潮時の滑走路の沖合のブレイクではバックウォッシュになってしまっているのだ。
さらに悪いことに車庫建設の後には滑走路が3kmも伸びる計画があるのだとか。
そんなことになってしまったら西側の船着場から滑走路を挟んで東側に位置するレギュラーブレイクにアクセスしづらくなってしまう。何しろ3kmも沖合いに伸びていくわけだから。結果、レフトとライトのブレイクが分断されてしまうのではないかとさらに心配が膨らんでしまう。
考えれば考えるほどネガティブなイメージが浮かんできてしまう。
こうなったらあくまでの楽観的なロコサーファーたちの「ダイジョーブヨ」の言葉を信じる他なさそうだ。
続きはSaltwater TVで
工事の現状とともに現時点での満潮時のエアポートレフトの波映像をどうぞ。
有本圭
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