サーフィン熱

やはりサーフィンは熱を持って続けていかないといけない。

いや、『いけない』というわけではないのだが、そうありたいと思い始めている。

 

ボクがプロとしてツアーに参戦していた2000年代の仲間たちのほとんどはすでに一線を退いている。

シェイパーになった者やサーフショップを営んでいる者、全く別の道を歩んでいる者。

それぞれの道をそれぞれの思いで歩んでいるわけだ。

そしてそんな中のひとりにボクという人間もいて、ボクはボクなりにサーフィンと関わりながら生計を立てている。しかしボクはいつの間にかサーフィンに熱中する人ではなく、少し冷めた視点からサーフィンを伝えている人になってしまっていたようだ。

なんだかそれはどこか高みの見物のようであまりよろしくない。

自分がリアルサーファーであり続けることによって、よりディープな世界を伝えていけるのではないか。

そんな自問自答をエンドレスに繰り返すようになっているのだ。

 

と、まあいろいろごちゃごちゃと語っているわけなのだが、要するにプロとして切磋琢磨している彼ら姿に羨望の眼差しを向けてしまっていた。

勝ち負けはもちろんのことなのだが、自分のサーフィンを磨いていくために高い目標を持ち続けることがいかに大切か。モチベーションを維持することがいかに難しいか。

ボクがツアーに参戦していた頃より数段レベルを上げながらさらに高みを目指している彼らのサーフィンを目の当たりにしてそんなことを感じたのだ。

 

サーフィンを楽しむことを第一とするファンサーフとは一線を画す特別な聖域がある。

真剣にサーフィンと向き合う求道の世界。

波と向き合い、技を磨き、鍛錬を重ね、最高の舞台で自分のサーフィンを披露する。

そういえばつい最近、娘バリ子にも「オトー、なんでコンテスト出ないの?」と言われたばかりだ。

んー。

なんだか少し燃えたぎるものを感じ始めている。

有本圭

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