プロサーファー秋本祥平

JPSA(日本プロサーフィン連盟)ロングボードツアー開幕戦がバリ島クラマスポイントで行われた。

 

ビッグスウェルが押し寄せ、時にはクローズアウトしてしまうほどのハードコンディションだった。しかし時には理想的な美しい波がコンテスト会場でブレイクしていた。

あまりのパワーに一つ間違えてセットの波に飲み込まれてしまうとサーフボードが餌食となった。

ヒート中に何本ものサーフボードが真っ二つに折れてしまっていたのだ。

そんなハードなコンディションを『まるで』楽しむかのようにライディングしていたひとりのプロサーファーが観客の視線を集めていた。

昨年度の最終戦で勝利を飾った秋本祥平プロだ。

『まるで』などではなく、実際にインタビューで「楽しかった!」とのコメントを残していた。

彼はテールパフォーマンスが主流となりつつあるコンペシーンにおいてクラシカルなロングボードスタイルをベースとしたサーフィンを信条としている。

それに加えて世界でもトップクラスのスムーズなテールサーフィンを合わせ持っている。

個人的趣向において、秋本祥平のサーフィンを見るのが単純に楽しいというのが本音なのである。

 

そんな彼が開幕戦であるクラマスポイントのビッグウェーブで頂点に立った。

彼のライディングには常に歓声が上がる。

彼のノーズライディングは見る者を魅了した。

そしてテールでのパフォーマンスでも波のパワーを最大限に活かしたスムーズで無駄のないターンで見る者を楽しませてくれた。

それでいて時にはクリティカルなセクションに力強くリップを叩き込んだりする。

彼のサーフィンは見る者を決して飽きさせないのだ。

 

「奇跡が起こった、奇跡が起こったよ!」

ファイナルヒート後、そう言いながらいつもの祥平スマイルで仲間たちと勝利をわかちあっていた。

しかしそれは決して奇跡などではなく、観客をもっともワクワクさせた本物のプロサーファーとしてのしかるべき優勝だったのでないかと思うのだ。

秋本祥平が2018年のロングボードツアーで念願のグランドチャンピオンを手に入れることができるか。今後の戦いが楽しみである。

最後に、

おめでとう!よかったね!!

有本圭

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