言葉問題勃発

バリ島はいよいよ雨季の終わりに近づいているようだ。

ここ数日、雨が落ちなくなってきている。

『三寒四温』ならぬ『三晴四雨』を乗り越えてようやく晴れの季節乾季へと移り変わってきているようなのだ。

 

バリ島に家族で移住して6年目になるわけだが、6年も経つと移住当初とは悩み種類も少しずつ変化してくる。

娘ガル子が1歳半の時に移住してきているわけだが当初は『言葉』について心配していた。

インターナショナルスクールで主に使われている英語をきちんと理解できるようになるのか? インドネシア語は大丈夫か? 日本語だって心配だぞ。

いきなり3ヶ国語を習得しなければならなくなった状況に当時はずいぶん気を揉んだものだった。

 

6年が経過し、言葉の心配は思わぬ方向へと向かい始めている。

娘に関しては3ヶ国語をある程度問題なく話せるようになっている。移住当初の心配は杞憂に終わった。特に英語に関しては学校でメインに使われていることと、友達が英語を使っていることで日本語を凌駕(りょうが)し始めている。

在住日本人の子たちはほとんどこの問題を抱えているようで、日本人の子ども同士でも自然と英語が使われるようになっているのだ。

英語が使えるようになったのは良いことだ。

ボクがバリ島に移住する目的の一つが娘に英語を覚えさせることだったので喜ぶべきことだ。

 

しかし困ったこともある。

娘が口にしているはずの英語やインドネシア語でのふさわしくない言葉。つまり悪い言葉を注意出来ないでいるという事態が発生してきている。

親として娘に出される英語やインドネシア語の宿題の趣旨すら理解できないなんてこともある。

図書館から借りてくる絵本の中に知らない単語が混ざっていることもしばしば。

つまり簡単にいうと親の語学レベルが娘を指導するレベルに達していないということを意味する。

娘の心配をしていたら同じような言葉モンダイが自分に降りかかってきたというわけなのだ。

 

これは困ったことになってきた。

親が果たすべき最低限の責任を果たせないことを意味する。

もちろん日本語であれば「そんな言葉を使ってはダメ」とか「そんな言い方をしてはいけないよ」と注意することができる。

日本語においてはそんな風に注意することはごく日常的だ。

しかし英語やインドネシア語で同じように注意した記憶がない。

きっとその2外国語でも同じような『そんな言葉』や『そんな言い方』が彼女の口をついているはずだ。

でもそのことに気づけない。

このままでは将来、口の悪い品のない女になりかねないのだ。

これはなんとかしなくてはならない。

 

娘の心配をする前に自分の心配をすべきだったと今更ながらに気がつくという愚行。

これから追っかけで英語とインドネシア語の勉強を始めたところで娘に追いつくことすら難しいかもしれない。

が、このままこの状況を放置しておくことはできないのだ。

 

生活をするのに困らないレベルのインドネシア語とコミュニケーションを取れるレベルの英語でこの数年は事足りていたが、どうやらこのレベルに安住することは許されないようだ。

いやはや困ったことになってきたぞ。

憧れの海外暮らしも現実となると大変なことのほうが多いのだ。

有本圭

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