ラブの国

この物語は風邪で5日間自宅療養していた娘ガル子が自作したものにほんの少し手を加えたものだ。

彼女がインターネット上で餓死していくアフリカ人の子どもたちの映像を目にした直後に書き出した物語だ。

6歳の女の子が作った物語ながらボクは「うーん」と唸ってしまった。

現代社会について考えさせられる部分があったのだ。

『ラブの国』 作 / ガル子

むかしむかし、あるところにラブの国がありました。

そこで暮らす人たちのラブとラブはつながっていました。

みんな優しい人ばかりでした。

 

そこで暮らしている人たちはラブの国をとても大切にしていました。

ゴミ一つ落ちていない美しい国でした。

海も山も空もとても美しかったです。

 

花は咲き乱れ、木々は大きく太く育っています。

海ではお魚やカメやサメだってお友達です。

みんながみんなを大好きだと思っているのです。

 

みんながみんなを大好きなので何でもシェアします。

シェアをすれば足りないものはなくなります。

足りないものは持っている人がシェアします。

 

だからみんながハッピーです。

みんなが豊かでいられます。

自分だけが良ければいいと考える人はこの国にはいません。

だからずっとみんながみんなを大好きでいられるのです。

 

ラブの国はいつまでもずっと笑顔の絶えないハッピーな国でした。

おしまい

 

 

この物語が教えてくれるもの

我が子ながらいいストーリーだと思う。

所詮子どもの作る物語と思わないでいただきたい。

親バカながらこれこそが人間が目指すべき豊かな社会の姿なのではないかと思うのだ。

 

人間は案外単純なものでさえ色々と複雑に捉えて小難しくしたくなる生き物だ。

しかし実のところすごくシンプルなことをみんなが実践するだけで思いもよらないような豊かな社会が作れるのではないだろうか。

科学はこんなシンプルな社会をサポートするために進化していけばいいわけで、核爆弾や原発を作ることを目的にしなくてもいいはずだ。

社会を小難しくするから反対におかしなことになっているのではないかと思うのだ。

 

それにしても親バカながら子どもとは無限の可能性を秘めていると改めて思う。

これが今の教育システムに乗せられて知識を増やしていくといつしかフツーのどこにでもいる人になっていってしまう。

残念で仕方ない。

こういった子供の可能性をどんどん大きく膨らませていく方法はないのだろうか。

親としてはそんな親バカなことを真剣に考えてしまうのだった。

有本圭

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