Sプロの無茶ぶり第2弾

海外出張が続いていたSプロデューサー。

彼は当サイトの活動をサポートしてくれているいわばボスのような存在だ。(Sプロデューサーとは?

海外だと安心しているとこれ見よがしにfacebookに『いいね!』を押してきたりする。

しかもちょっと前にアップした記事に『いいね!』を押すのでその名前が目に付きやすい。

今日は忙しいから記事をあげなくてもいいか、などと甘い考えが浮かんできたりするのだが、Sプロデューサーがきっちりとチェックしていると思うと迂闊に休むことができないのだ。

 

そんなSプロ(略します)から久しぶりに着信が入った。

嫌な予感しかしない。

 

「元気でやってるみたいじゃん」

開口一番やたらとテンションが高い。

気になる、このテンションの高さ。過去の統計からするとやたらとテンションが高い時には決まってロクなことを言わない。

「ああ、まあ、なんとか」

警戒レベルの針はレッドゾーンを振り切った。

「まあ奥さんに逃げられたから大変だよな」

「いや、逃げられてませんから」

「そんでさあ」

聞いてねえし。

人の話を聞くのが苦手な人なのだ。

 

「オマエさ、サーフボード作れんの?」

「えっ。いや作れませんよ。乗るの専門ですから」

嫌な間ができる。

この人はこういった間が気にならないのだろうか。

電話で黙るな、と内心悲痛な叫びをあげた。

「なんかそれって料理を作っている人に食べるの専門ですって言ってるみたいで感じ悪いよね」

「いやいやいや、それとこれとは違いますから」

「あのさあ、サーフボードってどうやって作られるかすごく興味あるんだよね」

ん?なんだ、この流れ。

 

「ちょっとさ、一回サーフボード作ってみてよ。そんでそれを動画と記事で見せてみてよ」

 

うわ〜。

キター。

無茶ぶり。

 

「いや、Sプロ。それは無理ですって。やったことないし。だいたいバリのシェイプルームに知り合いなんていませんから」

「知り合いなんて作ればいいじゃん。得意だろ、そういうの」

「いや、マジで無理ですよ。だいたいシェイプってもんはですね〜」

「ほんじゃあね」

わー、切りやがった。

完全に楽しんでやがる。

今度は何? シェイプですか。

だいたい忙しくてサーフィンもロクにできてないっていうのに。

ぶっこんでくるな〜。

いろんなボール。

変幻自在かよ。

Sプロ、あなたのおかげでYou Tubeをやるハメになっているわけですよ。

せめて企画はこちらに任せてもらいたいものだ。

そんなことを考えているうちにこの無茶ぶりのきっかけが見えてきた。

あ、わかったぞ。

あの記事読んで思いついたんだな。

 

先日、妻に逃げられたという話をした。

あっ、いや、妻が日本に帰国しているという話を書いた。

娘とのふたり暮らしの中で、できる範囲でコンテンツを作っていけばいいか、などという趣旨の記事を書いたのだ。

きっとこの保身的内容の記事に反応してのこの指令だ。(その記事はこちら

きっとそうだ。

Sプロにもナサケがあるので娘が学校に行っている間にサーフボード作りができると判断してのことだろう。

それにしてまあまあの無茶ぶりだ。

暴投と言ってもいい。

サーフィンをしているからといってサーフボードが作れると思ったら大間違いだ。

しかもボクは大変に手先が不器用なのだ。

じゃあSプロは車作れるんですか。あなた車大好きですよね?と言い返してやりたいくらいだ。

しかしSaltwater magazineをサポートしてもらっているという弱みを握られているので仕方がない。

どうやら『やる』という以外の選択肢はなさそうだ。

まずはなるべく近所にあるシェイプルームを探すところから始めないといけないぞ。

ったく、忙しいってのになあ。

有本圭

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