Sプロデューサーの無茶ブリ

これまで沈黙を守っていたSプロデューサーから着信が入った。

これまで8回にわたってご紹介してきた『Saltwater magazineとは?』を書き終えたことを受けての電話だった。

Sプロ(略します)とは当サイトのプロデューサーであり、ボクを管理するエラい人であり、彼の指令に従うことを条件に資金面でサポートしてもらっているのだ。

Sプロデューサーの正体は?

 

iphoneのディスプレイに『Sプロデューサー』と表示された瞬間、通話ボタンを押すのをためらった。イヤな予感がしたのだ。一旦iphoneをテーブルに置き、バイブで震える様子を眺めながら着信が切れてくれるのを待った。しかしなかなか切れてくれない。しつこい。

Facebookが開かれていたことでボクがiphoneの近くにいることがバレていたのだろうか。仕方がないので意を決して通話ボタンを押した。

 

「おう、やってるか?」

何をだ? よくわからない。

「あ、はい、やってますよ」

何をだよ。

「でな、さっそくなんだけど」

キターーーー。さっそくすぎるやろ〜。

「はい・・・」

何がくる?

「オマエ、You tubeって知ってるよな?」

え?なに。バカにしてんの?

「もちろん知ってますよ」

知ってるだろ、誰だって。

「これからはさ、写真と記事だけを載せててもダメだと思うんだよ」

「はあ・・・」

ええ?

「だからー、写真とテキストだけじゃあダメだって言ってんの」

なんでよ?

「はい、そうかもしれないっすね」

そんなことないっしょ。

「だから、You tubeを始めること」

「ええ??」

「それが俺からの最初の指令だから。しかも今日からね」

シレーっと言うじゃん。

「ええええええ? You tube? 今日からですか?」

「そう、今日からYou tube」

「いやっ、You tubeなんてやったことないですよ。見る専門ですから」

こういうのを無茶ブリという。

「誰だって最初はやったことないんだよ。だから今日からね。楽しみにしてるから。Saltwater TVでいいじゃん。」

ウッソ〜〜〜〜〜。無理無理無理無理っ。ムリっ。

「いや、Sプロ! ボクはあくまでも写真とテキストで勝負していきたいんです。頑張りますんで、You tubeはやめましょう。映像はボクの守備範囲外ですから」

「ん? 最初の条件忘れたの? 俺の指令に従うんじゃなかったっけ? やるの? やんないの?」

おい〜〜〜。ウソだろ〜〜。交渉の余地なし?

「やりますよ〜〜、やります! やりますってば」

「よしっ。やるんだな。そんで〜、やるにあたっての条件がある」

何? なになになになに??

「・・・」

こわいこわいこわい。

「半年でチャンネルの登録者数を3000人にすること」

「ええええ、それって・・・」

ムリだろ。完全にムリだろ。

「やるんだよ。それが条件だから。できなかったら打ち切りね」

「えっ? 何を打ち切るんですか」

「だからSaltwater magazineへのサポートだよ。できなかったら打ち切りだから」

「マジっすか〜」

「マジだよ」

「ちょっと〜〜、登録者3000人は無理ですよ。You tubeやったことないし。半年で3000人は無理でしょ〜。インスタだってフォロワー3000人になるまでに1年かかってるんですから。せめて1000人にしましょうよ。次の半年で3000人を目指しますんで。」

「やんの? やんないの?」

マジかよ〜〜〜。 泣きそう。

「やりますよ〜」

泣くよ俺。

「はい、ほなね」

ほなね、じゃねーよ。

そこで電話は切れた。

鏡越しのSプロデューサー

鏡越しのSプロデューサー

ということで、Sプロの無茶ブリのおかげでいきなりYou tubeをやるハメになってしまった。

ボクはその電話を切ってからしばらく放心状態になった。

半年というと、7月末までか。

7月末までに登録者数3000人。

この数字がでかいんだか小さいんだかさえもよくわからない。

やったことがないんだから。

何しろ動画編集すらやったことがない。

機材はiphoneとcanonの一眼レフでなんとかなるのかな。

できればGo proとドローンくらいは手に入れたいところだが。まあそれは贅沢ってもんか。

それにしてもこれはエライことになってしまった。

Saltwater magazineが立ち上がったばかりなのに早速7月末に打ち切りの危機だなんて。

とにかくYou tubeをやるしかないってことになってしまったのだ。

嗚呼、神様。

有本圭

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って言ってる場合ではなくなってきた。